本日、政策研究会(同期の会)にて調査研究を進めている、「自転車の安全利用促進に関する」内容にて意見聴取を実施しました。今回は、「(公財)自転車駐車場整備センター自転車総合研究所 古倉 宗治氏」にご講演をお願いしました。自転車の安全利用に関して、規制ばかりはなくいかに安全に利用するように進めることが重要と講義され、自転車条例の調査研究において、一つの道筋が見えてきました。
所感:政策研究会において、「自転車条例の安全利用に関する条例」の制定に向け先進事例の調査研究を進めてきました。条例内容も、「自転車保険の加入促進」や「安全啓発」を図るための条文が主なものであり、全体的には市民に対し「規制」と「注意喚起」に関するものであった。実際に、議論している視点もその範囲でありました。しかし、今回「古倉宗治氏」をお招きして意見聴取することにより、自転車は「環境・健康にやさしい移動手段」「移動手段としての活用性」「世界概念としての自転車利用」など、今までにない視点での取り組みにつながるヒントを頂きました。
今後、条例制定に向け議論する視点も「自転車の安全利用」から「自転車利用の促進」の視点も考慮しながら進めることにより、市民・事業者が納得して頂き、自転車を安全に利用して頂ける条例ができるように引き続き取り組んでいきたいと思いました。