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岡崎市額田郡模範造林組合林業視察に参加

 本日、岡崎市額田郡模範造林組合メンバー20名で新城市の林業整備の取り組みなどを視察に行きました。岡崎市にも隣接している地域でもあり、森林整備の活動や市内産材を公共建築物に利用している取組みは、岡崎市に於いても「市内産材を公共建造物等に木材利用の促進に関するする基本方針」を検討しているので大変参考になりました。

参加メンバー:県西三河農林水産林務課:2名、組合職員:1名

         岡崎市議会:9名、岡崎関係職員:5名

         幸田町議会:1名、幸田関係職員:2名

視察先  ①新城市立黄柳川小学校新校舎 (市内産材の公共建築物活用事例)  

      ②薪ボイラー実用性検証事業 (地域資源を活かした施設栽培)

      ③新城市の森林整備状況 (森林整備事業)

<新城市立黄柳川小学校>

模造2.JPG  模造1.JPG

<薪ボイラー>

模造3.JPG

※模範造林組合とは、土地所有者と収益割合を定め80カ年の契約でスギ・ヒノキを植林し、その収益で公共団体の基本財産造成と一般民有林のモデルになるように経営されている地区。その経緯は、日露戦争の記念造林として、明治38年より大正8年にわたり、当時の額田郡長が造林の目的を持って土地所有者と収益配分を決めて満80カ年の地上権決定契約を締結し、率先民有林の示範となり、群有林として発足した。その後、群制廃止に伴い大正12年、額田郡町村が剰余を受け額田模範造林組合となる。さらにその後、町村合併等の変遷を経て昭和35年に岡崎市額田郡模範造林組合となり現在に至っている。創業当時は、地方公共団体の基本財産造成の大きな柱として掲げたものであるが、現在では、木材価格の低迷や採算性の悪化などにより、森林経営が難しい時期である。しかし、森林は土地の保全や水資源の涵養など多面的機能が重要視されるなか、模範造林組合の意義は大きいものになっている。団地は、岡崎市に5ヶ所あり全体の施業面積は131.41haである。

 

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